棚卸しで数が合わない、よくある原因
棚卸しのズレは、商品そのものよりも記録の抜けや基準の古さから起きることが多くあります。原因を切り分けると、どこを直せばよいかが見えやすくなります。
- 入庫・出庫をその場で記録できていない
- 返品、サンプル、自家消費など売上以外の動きが抜けている
- 似た商品を重複登録している
- 同じ棚を二度数える、または数え忘れる
- 期待在庫となる商品マスターが古い
紙・Excelだけの棚卸しがつらい理由
Excelの在庫表は便利ですが、現場で棚を見ながら数える作業とは相性が悪い場面があります。リストを探し、棚を見て、数を転記し、後で差分を集計する流れでは、転記ミスや確認漏れが起きやすくなります。
Excelをやめる必要はありません。むしろ、既存の在庫表はCSVに書き出せば商品マスターとして活かせます。負担を減らしたいのは、現場で照合する部分です。
バーコード棚卸しで変わること
バーコードスキャンの役割は、商品をすばやく特定して期待数と実数を照合することです。iPhoneのカメラで商品を読み取り、実際に数えた数を入れると、差分のある商品が見つけやすくなります。
数え間違いが完全になくなるわけではありませんが、商品名を探す手間、手入力の負担、後から集計する作業を減らせます。
期待在庫と実在庫の差分を確認する手順
バーコード棚卸しは、期待在庫を用意してから実数を数え、差分を確認する流れで進めます。すべての商品を疑うのではなく、差分が出た商品だけを確認できるのがポイントです。
- CSVでSKU、バーコード、商品名、期待在庫数を用意する
- StockLiteなどの在庫管理アプリにCSVを読み込む
- 棚の商品をスキャンして実数を入力する
- 期待数と実数の差分を確認する
- 差分のある商品だけ原因を確認する
- 棚卸し結果をCSVで書き出して記録として残す
CSVで商品マスターを準備する
商品マスターは最初から細かく作り込む必要はありません。SKU、バーコード、商品名、期待在庫数、保管場所があれば、小規模な棚卸しは始められます。
Pomeranian Studioの在庫・棚卸管理シートは、在庫数、入出庫、棚卸結果をまとめて記録できる無料CSVです。既存のExcel在庫表がある場合は、必要な列をそろえてCSVとして保存すると、アプリ側の入力元として使いやすくなります。
小規模物販・せどりで使うときの注意点
バーコードがない商品は、手入力で登録するか、独自の管理コードやラベルを付けて扱います。中古品や一点物は、数量を増減させるよりも「ある/ない」を確実に確認できる粒度でSKUを分けると管理しやすくなります。
棚卸し結果は記録や申告準備の材料になりますが、税務上の扱いは事業形態や運用によって異なります。必要に応じて専門家に確認してください。
iPhoneだけで棚卸しを始める
StockLiteは、iPhoneだけでバーコード棚卸しを始められる在庫管理アプリです。CSVで期待在庫を読み込み、スキャンしながら実数との差分を確認できます。
小規模物販や中古品販売で、まずは手元の在庫を正確に数えたいときに向いています。CSV出力やAirDropでの共有にも対応し、月額なしの買い切りPremiumで使えます。