なぜ小さなスタジオをはじめたのか
きっかけは、自分たちの暮らしや仕事のなかで「これ、もっと気軽に残せたらいいのに」と感じる場面が積み重なったことでした。家計のメモ、お店の仕込みの記録、好きなものに会いに行った日のこと。どれも大事なのに、続けるには少し手間が多い、と感じていました。
世の中には高機能なアプリがたくさんあります。ただ、機能が増えるほど、毎日ひらく気持ちのハードルも上がっていきます。私たちがほしかったのは、必要なことだけがすっと書けて、見返したときに少しうれしくなる、そんな小さな道具でした。
それなら自分たちでつくろう、というのが Pomeranian Studio のはじまりです。大きな会社ではできない、細かな手触りや、肩の力が抜ける雰囲気を大切にしたいと思っています。
これからつくっていくもの
私たちがつくるのは、暮らしと仕事に寄り添う、小さな iOS アプリです。テーマはおおきく三つあります。日々の記録、仕事のささやかな管理、そして趣味の思い出。どれも「軽く残せる」ことを大切にしています。
たとえば毎日のコーヒーを一杯ずつ記録する Kaffe、好きなものとの思い出をやさしく残す Favvy のように、対象は違っても、開いたときに気持ちが軽くなる体験を目指しています。
- 日々の記録 ── 続けやすく、見返して楽しいものに
- 仕事の管理 ── 個人事業主や小さなお店の、ちょうどいい単位で
- 趣味の思い出 ── 残すこと自体が、ちょっとうれしくなるように
つくるうえで大切にしたいこと
ひとつは、機能を欲張らないことです。あれもこれもと詰め込むより、毎日ひらける軽さを優先します。迷ったときは「これは本当に必要か」を、いつも自分たちに問いかけたいと思っています。
もうひとつは、誇張しないことです。便利さを大げさに語るのではなく、できることとできないことを正直にお伝えします。お金や税金にかかわる話題では断定を避け、必要に応じて専門家への相談をおすすめする姿勢でいたいと考えています。
そして、つくって終わりにしないこと。使ってくださる方の声を聞きながら、少しずつ手を入れていきます。小さなスタジオだからこそできる距離感を、これからも大切にしていきます。
これから、すこしずつ
この開発ログでは、新しいアプリのお知らせだけでなく、つくっている途中の考えや、迷ったこと、学んだことも書いていく予定です。完成形だけでなく、過程もそっと共有できたらうれしいです。
まだはじまったばかりの小さなスタジオですが、ひとつずつ丁寧に積み重ねていきます。あなたの一日に、そっと寄り添える道具をお届けできるよう、これからもがんばります。